「“足の裏”は第2の脳」〜“立つ”だけで脳が目を覚ます〜
2026.02.27

- 最近つまずきやふらつきが増えた気がする
- 足の裏の感覚が「なんとなく鈍い」と感じることがある
- 一日のほとんどを、クッション性の高い靴やスリッパで過ごしている
あなたの足の裏には、およそ7,000個の感覚センサーがあると言われています。
これらは、地面の「硬さ」「傾き」「温度」「圧力」などを一瞬でキャッチし、脳へ送り続けています。
言いかえると、足の裏は“地面と脳をつなぐ情報センター”。
ここからの情報が弱まると、バランスを崩しやすくなり、転倒リスクも高まってしまいます。
私たちは「目で見て」歩いていると思いがちですが、実はその前に、
足の裏が地面の情報を先に脳へ送り、体の姿勢を微調整しています。
・凸凹した地面でも転ばない
・少し傾いた場所でも自然と体が傾きを修正する
こうした働きは、意識していなくても自動で行われている「反射的なバランス調整」です。
その制御の元になっているのが、足裏からの情報──だからこそ、「第2の脳」と呼ばれるのです。

クッション性の高いスニーカーや、ふかふかのスリッパ。
足には優しい一方で、地面からの細かな情報はかなりカットされています。
その結果、
・地面の変化に気づきにくい
・バランスを崩しても立て直しが遅れる
など、「守られすぎた足裏」がバランス力低下につながることもあるのです。
特別な道具は必要ありません。自宅の床の上で、1日1分だけ試してみましょう。
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① 素足で床に立つ
足の裏全体に体重が乗っている感覚を、10秒ほどじっと味わう。 -
② かかと・つま先にゆっくり体重移動
前後に小さくゆらしながら、「どこに重さが移っているか」を意識する。 -
③ 足の指で“グー・パー”を10回
じゃんけんのグーをつくるように指を丸めてから、思い切りパーに開く。
これだけでも、足裏のセンサーと脳をつなぐ「神経の回路」が刺激されると言われています。
立ったままできるので、歯みがきのついでやテレビCM中にも行いやすい方法です。

- 足の裏には多くの感覚センサーがあり、姿勢・バランス調整の要になっている
- クッション性の高い靴ばかりだと、足裏から脳への情報が不足しやすい
- 1日1分の「素足で立つ」「体重移動」「指のグー・パー」で、足裏と脳を目覚めさせられる
「今日の一歩が、脳を起こす第一歩。」
そんな気持ちで、まずは素足で立ってみることから始めてみませんか?













