“いつも同じ側でカバンを持つ”と、体にどんな影響がある?
2024.12.13

“いつも同じ側でカバンを持つ”と、体にどんな影響がある?
〜クセがつくる“ゆがみ”と不調の関係〜
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◆カバンを持つとき、無意識に“いつもの手”を選んでいませんか?
・右手でしか持たない
・いつも同じ肩にショルダーをかける
・リュックでも片方の肩に偏る
──その小さなクセが、知らないうちに体のバランスを崩していることがあります。
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◆左右差が積み重なると…
・肩の高さが違ってくる
・骨盤が片側だけ上がる・前に出る
・首の傾きや腰のねじれにつながる
・頭痛・肩こり・腰痛・片側だけの疲労感などが出やすくなる
重さの問題だけでなく、「偏った使い方」が原因になっているケースも少なくありません。
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◆バランスを崩す“4つの要因”
1. 同じ筋肉ばかり使う → 片側の筋緊張
2. 反対側の筋肉が“さぼる” → 筋力低下
3. 姿勢が傾いたまま固定される
4. そのまま歩く・階段を昇る → 日常動作全体がゆがんでいく
体は“楽な方”に合わせていく性質があるため、偏りは習慣化しやすいのです。
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◆今日からできる“左右リセット習慣”
・あえて「いつもと逆の手」でカバンを持ってみる
・電車では逆側の手すりを持つ・立つ位置を変える
・片方ばかりに頼らないよう、左右を意識して交互に使う
・週に1回はリュックなど“両肩で持てるもの”にしてみる
無理に変えようとしなくても、「左右交互に使う」意識だけで十分変わります。
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◆まとめ
・“いつも同じ側で持つ”クセは、体の左右差を広げやすい
・肩こり・腰痛・姿勢の崩れなどにつながる可能性も
・左右を意識した“ちょっとした持ち替え”が、体のバランスを整えてくれる
持ち方ひとつで、体はもっとラクになります。