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「水分は1日〇〇リットル」はウソ?〜高齢者の脱水と、“かくれ脱水”の怖さ〜

2025.06.06

「水分は1日〇〇リットル」はウソ?
〜高齢者の脱水と、“かくれ脱水”の怖さ〜

◆「1日2リットル飲みましょう」は誰にでも当てはまる?

テレビや本でよく見る「水分は1日2リットル必要」という言葉。
実はこの目安、すべての人に当てはまるわけではありません。

高齢者は体内の水分量が若者より少なく、
腎機能やのどの渇きの感覚も鈍くなっています。
つまり「喉が渇いていない=足りている」ではないのです。

◆“かくれ脱水”は見逃されやすい

目立った症状がないのに、
– なんとなく元気がない
– 集中力が落ちた
– ぼんやりしている
– 便秘が続いている

こういった変化、実は“軽度脱水”が原因の場合もあります。

◆どんな飲み方がいいの?

【1】一度にたくさんではなく、こまめに少しずつ
→ コップ半分〜1杯(100〜150ml)を2時間おきが目安

【2】水だけでなく、スープ・ゼリー・果物も活用
→ 食事からの水分摂取も有効

【3】トイレが心配でも、脱水の方がリスク大
→ トイレが不安で控える方も多いが、それが逆に危険

◆こんな時期・状態のときは特に注意!

– 夏や冬の暖房での発汗
– 発熱・下痢・利尿薬の使用時
– 認知症や麻痺で自分から飲みにくい方

こうした方は、周囲が意識して“声かけ”や“手渡し”が必要です。

◆まとめ:大切なのは「飲む量」より「飲む習慣」

「2リットル飲めない…」と悩む必要はありません。
ポイントは、**こまめに・毎日・意識的に水分をとる**こと。

脱水は“転倒・便秘・せん妄・腎障害”など、あらゆるトラブルの元です。
あなたやご家族の「なんとなく元気がない」は、水分不足かもしれません。

今日の1杯が、健康の一歩になるかもしれません。

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