“口を開けて笑う”ことが、脳の血流に効いている?
2024.12.27

“口を開けて笑う”ことが、脳の血流に効いている?
〜笑いと健康の意外な関係〜
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◆「笑うと元気になる」って本当?
昔から「笑う門には福来る」と言われますが、
実は“笑い”は脳や身体に驚くほど多くの影響を与えてくれています。
なかでも注目したいのが、
「口を開けて声を出して笑う」=脳の血流を促す行為だということです。
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◆笑うとき、脳では何が起きているのか
・顔の筋肉が一斉に動く
・呼吸が深くなり、腹式呼吸に近づく
・血圧・脈拍・自律神経がバランスよく刺激される
・快感ホルモン(エンドルフィン)が分泌される
これらが“脳全体の血流アップ”を後押しします。
特に前頭前野(感情や判断力を司る場所)が活性化され、
気分・集中・記憶力の面でも好影響が期待されます。
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◆「声を出して笑う」と「微笑む」は別物
・ただ微笑むだけでは、脳の刺激は限定的
・「あはは」と声を出すことで、呼吸・発声・腹圧など複数の刺激が入る
・お腹から笑うと、全身の血流改善や筋肉の活性化にもつながる
つまり、“声に出す笑い”は全身を動かすエクササイズでもあるのです。
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◆“笑い”を生活に取り入れるコツ
・おもしろかったことを「誰かに話す」
・昔好きだったお笑い番組や漫画を見返す
・“つい笑ってしまう”環境を、自分からつくってみる
・「笑ってみる」だけでも、脳は“楽しい”と錯覚する不思議も
意識して笑おうとするだけで、脳と体は喜び始めます。
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◆まとめ
・“口を開けて笑う”ことで、脳の血流がアップし健康にも良い
・笑いは“呼吸・筋肉・自律神経”すべてに刺激を与える万能エクササイズ
・まずは「笑ってみようかな」からでもOK
今日のあなたの笑いが、明日の元気をつくってくれるかもしれません。