「お風呂に入るのがしんどい」動作のどこに負担がある?〜またぎ・しゃがみ・立ち上がりの攻略法〜
2025.08.29

『お風呂に入るのがしんどい』動作のどこに負担がある?
〜またぎ・しゃがみ・立ち上がりの攻略法〜
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◆「お風呂に入りたいけど、体がつらい…」
・浴槽のまたぎが怖い
・しゃがんで体を洗うのがつらい
・立ち上がるのに時間がかかる
そんなお悩み、ありませんか?
実はこれらは、体の「関節の可動域」「筋力」「バランス能力」など複数の要素が関係しています。
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◆負担ポイント①:浴槽をまたぐ動作
浴槽をまたぐとき、股関節の柔軟性とバランス感覚が必要です。
筋力が落ちていたり関節が硬くなると、
足が上がりにくく、ふらつきや転倒リスクが高まります。
➡ 対策:
・壁や手すりを活用
・浴槽内に滑り止めマットを敷く
・足上げ運動で股関節まわりをほぐす習慣を
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◆負担ポイント②:体を洗うためのしゃがみ姿勢
洗体中の前傾姿勢は、腰や膝への負担が大きいです。
また、ふらつきによる転倒も起きやすい時間帯です。
➡ 対策:
・シャワーチェアを活用(高さが合ったものを)
・長時間前かがみにならないよう、手元に必要なものを置いておく
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◆負担ポイント③:浴槽・椅子からの立ち上がり
立ち上がるには太もも・お尻・腹筋の力が必要。
筋力が落ちてくると、勢いをつけて立ち上がろうとするため、
ふらついて転倒するリスクが高くなります。
➡ 対策:
・立ち上がりやすい高さの椅子を選ぶ
・手すりや浴槽縁を活用して「ゆっくり」動作する
・日頃から「スクワット動作」で太もも・お尻を鍛える
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◆リハビリ職がすすめる “お風呂の安心動作” チェックポイント
– 浴室マットは滑りにくい素材を使用
– 必要に応じて介助や見守りを依頼
– 湯船に入ることだけにこだわらず「足湯」や「部分浴」もOK
“入ること”が負担になるなら、無理をせず代替手段を選ぶことも大切です。
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◆まとめ
「お風呂に入りたいけど、つらい」
そんなときは、自分の身体のどこがつらいのかを確認してみましょう。
動作を分解して考えると、意外な工夫で解決できることも多くあります。
リハビリの視点で見ると、
「お風呂の動作」は身体機能のバロメーターでもあります。
無理なく、そして安全に。
心も体もあたたまる“お風呂時間”を続けていきましょう。