「塩を減らしても血圧が下がらない理由」〜見落とされがちな“カリウム不足”の落とし穴〜
2026.02.13

- 食事ではしっかり“減塩”を意識しているのに血圧が下がらない
- 野菜や果物をあまり食べていない
- 味噌汁や漬物は控えているが、加工食品をよく食べる
「塩分を控えましょう」と言われて頑張っても、
「なかなか血圧が下がらない」という方は少なくありません。
実は、減塩だけでは“血圧のコントロール”は不十分なのです。
その鍵を握るのが──
「カリウム(K)」というミネラル。

カリウムは体内で、ナトリウム(塩分)を外に出す働きをしています。
つまり、血圧を安定させるためには
「塩を減らす」+「カリウムを増やす」という“バランス”が必要。
- ナトリウム(塩分):血圧を上げる
- カリウム:ナトリウムを排出して血圧を下げる
つまり、この2つは“シーソーの関係”。
カリウムが足りないと、いくら塩分を減らしてもシーソーが上がったままになるのです。

カリウムは、野菜・果物・海藻などに多く含まれます。
しかし最近は、
- 野菜を食べる量が減っている
- 加工食品が多く、カリウムが失われている
- 果物を「糖が多いから」と避ける人が増えている
その結果、現代人は“慢性的なカリウム不足”。
減塩しても、“排出の力”が足りず、塩分が体内に残ってしまうのです。
難しいことはありません。
次のような“ちょい足し習慣”が、血圧を安定させます。
- 味噌汁に「わかめ」や「豆腐」をプラス
- 朝食に「バナナ」や「キウイ」を1個
- お弁当に「ブロッコリー」や「トマト」を入れる
- 塩分の多い食品(漬物・ハム・惣菜)を減らす
こうした積み重ねで、体の“ナトリウム排出力”が高まり、
薬に頼らず血圧が安定する人も少なくありません。

- 減塩だけではなく、「カリウムの摂取」が血圧安定のカギ
- ナトリウムとカリウムの“バランス”を意識することが重要
- 野菜・果物・海藻を「1日+1品」増やすだけでも変化が出る
“塩を減らす”から“塩を出す体をつくる”へ。
これが、次世代の減塩健康法です。













