「家の中が一番危ない」って知ってましたか?〜リビング・トイレ・ベッド周りの“見直しポイント”〜
2025.07.04

「家の中が一番危ない」って知ってましたか?
〜リビング・トイレ・ベッド周りの“見直しポイント”〜
—
◆ 実は、転倒の6割は「家の中」で起きています
高齢者のケガの原因で最も多いのが「転倒」。
そしてその多くが、じつは外出先ではなく “家の中” で起きていることをご存じでしょうか?
「慣れている場所だから大丈夫」と思いがちですが、油断や習慣こそが思わぬ事故につながります。
—
◆ 家の中で転びやすい3つの場所
① リビング:カーペットやコードに注意!
・段差のある敷物
・テレビやこたつの電源コード
・スリッパが滑ることも…
② トイレ:立ち上がり時が最も危険
・便座からの立ち上がりでふらつく
・夜中に急いで移動 → 転倒のリスク
・手すりや照明の見直しが効果的
③ ベッド周り:起き上がり〜歩き出しが危ない
・寝起きで足元がふらつきやすい
・マットがズレて足が引っかかる
・歩行器や手すりの配置も大切
—
◆ 転倒を防ぐ、家の中の見直しポイント
– 床にモノを置かない(特に動線上)
– スリッパは滑り止め付きのものに
– 室内照明を暗すぎないように調整
– トイレや寝室には夜間用ライトを設置
– 立ち上がり動作には手すりや支えを設置
—
◆ まとめ:「慣れてる場所」ほど丁寧に見直しを
転倒は「年齢のせい」だけではありません。
ちょっとした環境の工夫で大きく防ぐことができます。
まずは今日、家の中をぐるっと見渡してみてください。
“安心して過ごせる環境づくり”の第一歩です。