“猫背”は心にも影響する?〜姿勢とメンタルの密接な関係〜
2025.01.10

“猫背”は心にも影響する?
〜姿勢とメンタルの密接な関係〜
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◆なんとなく気分が沈む日は、姿勢を見直してみよう
・理由はないけど、やる気が出ない
・気持ちが前向きになれない
・体が重く感じる
──そんな日は、無意識に“猫背”になっていることがよくあります。
実は、姿勢と心の状態には深い相関関係があるのです。
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◆“背中が丸まる”と、呼吸も浅くなる
猫背になると、
・肺がしっかり広がらない
・横隔膜の動きが制限される
・首や肩の筋肉が無意識に緊張する
この結果、呼吸が浅く・速く・浅い“ストレス呼吸”になりがちです。
呼吸が浅くなると、自律神経が乱れ、不安・焦り・疲れやすさに直結します。
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◆“姿勢”が“気分”をつくる
海外の心理学研究でも、
胸を張った姿勢を取ると、
・ポジティブな言葉を選びやすくなる
・意思決定に自信が持てる
・不安が軽減される
という結果が報告されています。
「心が姿勢をつくる」だけでなく、「姿勢が心をつくる」のです。
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◆誰でもできる“姿勢リセット”のコツ
・椅子に座ったら、一度「肩をすくめて→ストンと落とす」
・胸を軽く張る感覚で、“おへそとみぞおちの距離”を広げる
・スマホを見るときは、画面を“顔に近づける”意識で
・深呼吸を3回、ゆっくりと「吐くほうを長く」
──たったこれだけでも、呼吸と気分に変化が生まれます。
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◆まとめ
・“猫背”は見た目だけでなく、心にも大きな影響を与える
・姿勢が悪くなると、呼吸が浅くなり、気分も不安定になりやすい
・気持ちが沈むときこそ、“姿勢から変えてみる”価値がある
姿勢を整えることは、自分の心を整える一番シンプルな方法かもしれません。