「同じ話を何度もしてしまう」…その背景に“記憶の整理力”の低下あり短期記憶・注意力の変化に気づく〜
2025.08.22

「同じ話を何度もしてしまう」…その背景に“記憶の整理力”の低下あり
〜短期記憶・注意力の変化に気づく〜
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◆こんなこと、ありませんか?
・家族や友人に「さっきも聞いたよ」と言われる
・自分では初めて話したつもりなのに、覚えがない
・話した内容をすぐ忘れてしまうことがある
こうした“繰り返し”の現象は、
脳の「記憶の整理力」が少しずつ弱まってきているサインかもしれません。
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◆「記憶の整理力」とは?
記憶は「覚える力」だけでなく、
「今の情報」と「過去の情報」を区別して整理する力が必要です。
加齢や疲労、ストレスなどでこの整理力が低下すると、
過去の会話が“今のこと”のように感じられてしまうことが起こります。
その結果、無意識のうちに「同じ話を何度もする」ようになってしまうのです。
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◆短期記憶や注意力の変化にも注目
・何をしようとしていたか忘れる
・会話中に他のことに気が逸れてしまう
・周囲の音や動きに注意が向きやすい
このような現象は、短期記憶の低下や注意の分散によって起きます。
「話すことに集中できない」状態も、“繰り返し”を助長する要因のひとつです。
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◆対策:脳に優しい習慣を
1. 会話の前に深呼吸して意識を落ち着ける
2. 予定や話した内容はメモに残す習慣を
3. 毎日、短い日記を書くのも記憶の整理に効果的
「書く・話す・振り返る」の3つの行動で、
脳の記憶ルートを活性化させることができます。
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◆まとめ
「同じ話をしてしまう」は、“恥ずかしいこと”ではありません。
記憶の整理や注意力に変化が出ているサインと捉え、
やさしく対策を始めてみましょう。
本人も気づかぬうちに繰り返してしまうことが多いため、
家族やまわりの人のあたたかな声かけや環境づくりもとても大切です。