「夜ふかし2日で“血糖値”が上がる!?」 〜睡眠不足は“見えない食べすぎ”と同じダメージ〜
2026.01.16

- 平日はいつも寝るのが24時以降になってしまう
- 「寝不足の翌日は甘いものや炭水化物が欲しくなる」と感じる
- 健康診断で「血糖値が少し高め」と言われたが、食事はそこまで多くないと思っている
「ちょっと夜ふかししただけだから大丈夫」
そう思っていませんか?
実は、睡眠時間が数日間足りないだけでも、体の中では“血糖値を上げやすい状態”が始まっています。
食べすぎていなくても、「インスリンの効き目」が落ちてしまうのです。
血糖値をコントロールするホルモン「インスリン」は、
血液中の糖を細胞の中へ運ぶ“運び屋さん”の役割をしています。
ところが、睡眠が足りない状態が続くと、
- ストレスホルモン(コルチゾール)が増える
- 自律神経のバランスが乱れる
- 体内時計がずれて、すい臓のリズムも乱れる
その結果、「インスリンが出ていても、細胞が反応しにくい=インスリン抵抗性が高まる」状態になります。
いわば、「インスリンの効き目が弱くなった状態」です。

睡眠不足のとき、こんな経験はありませんか?
- 朝から妙に甘いものが欲しくなる
- いつもの量を食べても満足しにくい
- つい夜にお菓子やパンに手が伸びる
これは、睡眠不足で「食欲を抑えるホルモン(レプチン)」が減り、「食欲を増やすホルモン(グレリン)」が増えるからです。
そのうえ、インスリンの効き目も落ちているため、
「同じものを食べても、血糖値だけが高くなりやすい」という、生活習慣病には非常にまずい状態になります。

「急に22時就寝なんて無理」という方でも、少しの工夫で血糖へのダメージを減らすことは可能です。
- 寝る前90分はスマホやPCの光を弱める
ブルーライトを減らすだけでも、睡眠の質が上がりやすくなります。 -
「夜食」は糖質メインではなく、たんぱく質や少量のナッツに
パンやお菓子より、血糖値の急上昇を防ぎやすくなります。 -
休日の「寝だめ」をしすぎない
体内時計の乱れを最小限にすることで、平日のリズムも整えやすくなります。
いきなり「完璧な生活」に変えなくても、“ダメージを減らす工夫”から始めることが、生活習慣病予防への第一歩です。
- 夜ふかしが続くと、インスリンの効き目が落ちて血糖値が上がりやすくなる
- 睡眠不足は、「見えない食べすぎ」のように生活習慣病リスクを押し上げる
- 完璧な早寝でなくても、光・夜食・体内時計を意識するだけでダメージを減らせる
「食べすぎに気をつける」だけでなく、
「夜ふかしに気をつける」ことも、立派な血糖コントロールの一つです。
まずは今夜、いつもより“15分だけ”早くスマホを閉じてみませんか?













