回復期リハビリ病棟 夏祭りレポート
2025.07.24

【回復期病棟 夏祭りレポート】
笑顔とリハビリが交差する、ひと夏の思い出
先日、メリィホスピタルの回復期リハビリテーション病棟にて、ささやかながら心温まる夏祭りイベントを開催いたしました。医師やリハビリスタッフ、看護師、栄養士、介護士など多職種が一丸となり、入院中の患者様に“季節の楽しみ”と“回復への活力”をお届けすることができました。
◆笑いに包まれた「スイカ割り」体験
メインイベントのひとつは、なんと医師によるスイカ割り。目隠しをした医師に対して、周囲の患者様が「もう少し右!」「そのまま前に進んで!」と、元気いっぱいの声で誘導。病棟全体が一体感に包まれ、スイカが見事に割れた瞬間には大きな拍手と笑い声が響きました。
こうしたやりとりの中には、声を出す・周囲に伝える・集中して応援するといった、日々のリハビリにもつながるような動きが自然と含まれており、楽しみながら身体も心も動かす貴重なひとときとなりました。
◆「味覚」と「安心」の両立を考えた屋台メニュー
屋台コーナーでは、管理栄養士監修のもと、わたあめ・ソフトクリーム・ゼリー・ラムネジュースなど、夏らしいメニューをご用意しました。中でも、飲み込みに不安のある方にはとろみを加えたものなどを提供し、皆さんに安心して楽しんでいただける工夫を凝らしました。
「おいしいね」と笑顔がこぼれるその瞬間は、ただの食事ではなく、その方らしさがにじみ出る大切な時間。入院生活の中でも、こうした「自分らしくいられるひととき」があることで、日々の元気にもつながっていきます。
◆「楽しい」は回復へのスイッチになる
笑顔や交流の中には、「もう一歩動いてみよう」「今日もリハビリを頑張ってみよう」という気持ちを引き出す力があります。リハビリでは、機能訓練だけでなく「意欲を引き出す環境づくり」がとても大切です。夏祭りは、そんな“心のスイッチ”をそっと押してくれるような時間でした。
そして何より、スタッフ一人ひとりが「その方の歩みに寄り添う」ことを大切にしています。身体の回復だけでなく、気持ちに寄り添う関わりこそが、前向きな一歩につながると私たちは信じています。
◆おもてなしの心と、退院への願い
私たちリハビリテーション部は、「おもてなしの心」を大切に、毎日患者様と向き合っています。季節を感じるイベントや、心に残るひとときを通じて、“こころ”と“からだ”の回復を後押しできればと考えております。
この夏の体験が、患者様一人ひとりの「もう一歩前へ」という一歩になり、少しでも早い退院につながりますように──。これからも、メリィホスピタル リハビリテーション部は、皆様に寄り添うケアをお届けしてまいります。